自宅待機中に(といってもデータ入稿のマンガ家の生活はあまり以前と変わらないのですが)毎日少しずつ仕事部屋の片づけをしていたら、子供の頃最初に読んだ天文学の本が出てきました。
野尻抱影『星座の話』(偕成社)がそれで初版は昭和29年、家にあったのは34年の7版。もちろん父親が購入した物ですが、その後もロングセラーとなった名著。全ての漢字に読み仮名が振ってあるのですが、文体と内容は子供向けというわけでもありません。天体物理学へもギリシア神話への興味もわく、文・理どちらへのゲイトウェイにもなっていたと思います。
といいつつ中身の詳細はすっかり忘れていたのですが、あらためて記述を読むと三つ子の魂なんとやら......。
ヤマザキさんの声かけで始まった『プリニウス』ですが、これを描くことになったのは必然のようにも思えます。
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