since2008. 2017年からはtorimiki.comにUPしたBLOG, NEW RELEASE & BAND情報を時間差で時系列順にアーカイヴしています

2018年7月18日水曜日

8/11とりマリトーク@下北沢B&B のお知らせ

7/9に発売された『プリニウス』第7巻(新潮社)に続き、7/19にはヤマザキマリさんの『オリンピア・キュクロス』第1巻(集英社)も発売。その刊行を記念して、8月11日土曜日19:00~、下北沢の書店「B&B」で、とりとヤマザキさんによる「古代ローマ vs 古代ギリシア」と題されたトークショーを開催いたします。


   


  • 出演 :ヤマザキマリ(マンガ家)とり・みき(マンガ家)
  • 日時 :8/11(土)19:00~21:00 (18:30開場)
  • 場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F→MAP
  • 入場料 :前売1,500yen + 1 drink 当日店頭2,000yen + 1 drink
  • 予約はこちらから

取材中のヤマザキさん

当日はとりが撮影してきたギリシャ取材の映像なども交えて、両作品の違い、取材時のエピソード、古代地中海世界の魅力などを語ります。詳しくはB&Bのサイトもご参照ください。

プリニウス第51回

本日は『プリニウス』第51回掲載の「新潮45」8月号の発売日です。


今回は全編ローマが舞台。放火の真犯人を追うポッパエアと警察長官サビヌス。そのポッパエアの新たな懐妊がわかりごきげんなネロは、周囲の焦燥をよそにポンペイウス劇場でジャイアンリサイタル(表向きは競演会=コンペなのですが)を開きます。
ポンペイウス劇場そのものは現存していないのですが、ローマはほぼ同構造の劇場をイタリア各地のみならずヨーロッパや中東、アフリカの属州主要都市にも建設しており、保存状態のよいものはいまもコンサートやイベントに利用されています。


ローマは不穏な情勢の中それでも再建中。大火後は防災のため道幅を拡げ、インスラは上のような木造部分を廃して高さを制限(ネロの命とされています)した低層の頑丈なタイプが主流になっていきました。

(なんだか大河ドラマの後の歴史コーナーみたいになっとる)

2018年7月13日金曜日

GQ版 遠くへいきたい第11回

GQJAPANの「遠くへいきたい」第11回がUPされました。決勝を前にして今回もまたまたワールドカップネタです。

決勝トーナメントの試合はいずれも目を離せない面白さ。決勝のクロアチア対フランスも今から楽しみです。加えて会期中いつものことではありますがウィンブルドンまで始まってますます寝不足が加速中……。

2018年7月10日火曜日

山下達郎さん「ミライのテーマ」MVでタツローくんを3Dアニメ化

とり・みきが山下達郎さんのオフィシャルファンクラブの会報「タツローマニア」にかれこれ四半世紀以上連載している4コママンガ『タツローくん』。このキャラクターは、これまでにも達郎さんのベスト盤CD『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』のジャケットやツアーグッズなどにフィーチャーされていますが、今回なんと新譜『ミライのテーマ』のミュージックビデオとして初?アニメ化されました。


以下、ワーナーミュージック・ジャパン山下達郎特設サイトから引用。

この度、映画のオープニングテーマである「ミライのテーマ」のミュージックビデオが完成した。元々は漫画家とり・みき作画によるキャラクターで、山下達郎ファンの間で広く認知され愛されている、"タツローくん"を3Dで初映像化。今まで山下達郎作品のジャケットなどで、イラストでしか登場がなかった"タツローくん"が初めて動くという、新たな試みの作品となった。
7月11日発売となるシングル「ミライのテーマ/うたのきしゃ」の通常盤のジャケットにも登場する"タツローくん"がジャケットを飛び出し、明るくポップな「ミライのテーマ」に合わせてバイクにまたがり疾走し、さらには街を走る冒険を展開。温かみとアナログ感のあるイラストを背景に横スクロールの画面を左から右へ進んでいくという、ゲーム的でもあり、映画『未来のミライ』ともどこかリンクした内容となっている。
新たな曲の魅力を引き出すキュートでポップな映像を是非ご覧あれ!

「初?」と書いたのは、以前『クリスマス・イブ』のスポットCMで、首振り&ストローク程度に動くタツローくんはテレビにお目見えしたことがあるからですが、今回は最初から最後まで軽快に動きまくります。キャラデザイン当事者がいうのもなんですが、可愛いです。
7/11よりiTunes / Apple Music にて限定先行配信スタートとのこと

2018年7月9日月曜日

『プリニウス』第7巻発売


本日7/9はヤマザキマリ+とり・みき『プリニウス』第7巻の発売日です。各電子書籍も同時配信になります。

7巻目は西暦64年7月19日に起きたとされるローマ大火から始まります。そのあとのローマパートでは、その灰燼に帰した都市で起こる様々な人間模様……避難民の混乱、放火の真犯人捜し、ネロ暗殺計画、ユダヤ資本と異教徒を交互に利用するティゲリヌス、間に立つセネカの苦悩などが描かれます。

一方、アフリカの砂漠を旅するプリニウス一行は、砂嵐に遭遇したり、ピラミッドで迷路やワニに翻弄されたり……。収録された各エピソードについては以下のスレッドもご参照ください。

https://twitter.com/plinivs/status/1015657334876434432

2018年6月28日木曜日

GQ版 遠くへいきたい第10回/ワールドカップ

GQJAPANの「遠くへいきたい」第10回がUPされました。今回は連夜睡眠不足を加速させているワールドカップネタです。


以下、マンガとは関係ない雑話。
現在休止中の僕のツイッターとかを以前からご覧になっていた方ならご承知の通り、まあこの時期は仕事どころではなくなる。
サッカーに関しては代表の試合だけでなく、なかなか球技場に足を運べないのでサポーターというにはおこがましいが、ずっと応援しているクラブもある。
早生まれが関係しているのかどうか、とにかく小学生の頃は運動音痴で体育の授業が嫌で嫌で仕方なかった。また熊本というのは野球王国で、男の子の大半は早くからボールとバットの扱いに慣れ親しむのだが、これがまたからきし苦手で友達からもいつもオミソ扱いされていた。
ところが同じ団体球技であってもサッカーだけはなぜか相性がよく、やってみるとけっこうこなせた。試合では全般的に体育の得意な子がやはりFWでこっちはもっぱらDFなのだが、うまくするとボールを奪えることもあり、ふだんオミソの分それが面白くて、真冬でもまだ暗い早朝から校庭の場所取りをして朝の掃除の前に有志でミニゲームをするようになった。そんな時期にメキシコ五輪で日本が3位になる。以来、サッカー熱が続いているというわけだ。
とはいえ、ツイッター始めネットでは出来るだけ具体的な試合評とか書くのは避けてきた。サッカーはつい素人が色々レトリックを駆使して戦術などを語りたくなるスポーツだ。それもまた楽しいのだが、私の文章はふだんからもってまわった面倒臭いところがあるのを自覚しているし、そういう文体でレベルの低い半可通なサッカー評をひけらかすのは世のためにも自分のためにもあまり好ましいこととは思えない。ただでさえこの時期はそういうテキストがネットを覆い尽くすし。
(長い不遇の時代を過ごしてきた)古いサッカーファンは、だいたいにおいて代表戦だけ異様に盛り上がる風潮に対してシニカルで、あえて他国の選手やクラブ戦のことばかり語っていたりする。かくいう自分もまたふだんは斜にかまえた物の見方をしがちなひねくれ者なのだが、せめて大好きなサッカーくらいは馬鹿のようにプリミティブな観戦の仕方をしたい。サッカーは喜怒哀楽に乏しい自分がその感情を発露できる数少ない対象なのだ。
今回の代表は事前のごたごたがあり、協会の対応には色々と物申したいこともあるが、それでも試合は観るし選手は応援するのである。少なくとも試合中はサッカー以外の別の概念や要素(度を超した愛国心とかチームのゴシップとか)を、サッカーの上位に持ち込みたくはない。ただただピッチ上の素晴らしいプレーを楽しみ讃えたい。代表はもちろん、どの国の選手であっても。
かくして今夜も「ああ」とか「おお」とかのオノマトペを呻きつつ試合を観るのである。

2018年6月27日水曜日

名和宏さん

亡くなられた名和宏さんだが、実はとりの母方の親戚にあたる。
と、氏がテレビに映るたびに親から聞かされてきたのだが、ついぞお目にかかったことも交流もなかった。早くから上京されていたし、親類の中でも異色な人だったのだろう、熊本高校から熊大法学部というのは地元では相当な秀才かつエリートコースだが、そこを中退して芸能の道を選んだくらいだから。
もちろんドラマや映画ではよく見ていた。好色な悪役もプロフェッショナルに演じてらして、ませた映画少年としては少々複雑ながらも誇らしかったが、なにせ当時の世の中でかつ田舎のことであるから、親類の間ではもしかしたら厳しい目もあったのかもしれない。東映のエロい殿様やヤクザの親分もよかったけれど、個人的にはテレビ『燃えよ剣』の芹沢鴨役が印象に残っています。

2018年6月25日月曜日

リ・アルティジャーニ第14回

「芸術新潮」7月号発売。

今月号の特集は「天皇と美術」そして鴨川つばめ『マカロニほうれん荘』への愛憎を江口寿史さんが語ります。

ヤマザキマリ+とり・みきの『リ・アルティジャーニ』は14回目。ナポリへ着いたアントネッロの話です。前回よりナポリ編ですが、フィレンツェ篇と違い全体に明るい色調に。



アントネッロの手紙の口調がなんとなくジェットストリーム調ですけれども……