中野の寺田克也展へ。「コレをライヴで&マッキーで描いたのか」と呆れ、続けて吉祥寺の江口寿史「キングオブポップ(予告編)展」へ。80年代の生原稿を見て いまさらながらベタの使い方が巧いなあと感心。江口さんが在廊していたのでフライングで売っていたKING OF POPを買ってサインをしてもらって帰ってきました。巧い人の絵を見るのはやはり色々勉強や刺激になります。
萩尾さんのある時期のカラー原稿は黄色と青の発色が明るいのが特徴だと思っているのですが、あれは水彩でなくカラーインクなのかな。ポスターに使われている画もまさしくそんな感じでした。会場は圧倒的に女性が多かった。ここでも担当の穴沢さんや、藤本由香里さんにお遇いしました。 さらにそこから銀座線で渋谷へ移動。本日のイベント三昧の締めは鈴木慶一さん主催による音楽と笑いのイベントホイホイ・ミュージックホール。 出演は、ポカスカジャン / 坂本頼光 / MEN'S 5 / No Lie-Sense (鈴木慶一+KERA)。もうやらないもうやらないといいつつずっとやってる坂本頼光さんの『サ◯◯さん』を堪能。もちろん正統の活弁のほうも楽しみました。No Lie-SenseはKERAさんの足が巨体にもかかわらず相変わらず高く上がっていて嬉しくなりました。あと、湯浅佳代子さんのトロンボーンが谷啓さんのようにかっこよかった。 エンディングは、モンティ・パイソンの、くだらないながらもちょっとうるっとくる、あの感動的な名曲 Always Look On The Bright Side Of Life(植木等の『だまって俺について来い』にも通じますね)を全員で合唱。案の定ちょっとうるっときました。しかし久しぶりにやってみたら口笛が巧く吹けなくなっていた………歳か。