亡くなられた名和宏さんだが、実はとりの母方の親戚にあたる。
と、氏がテレビに映るたびに親から聞かされてきたのだが、ついぞお目にかかったことも交流もなかった。早くから上京されていたし、親類の中でも異色な人だったのだろう、熊本高校から熊大法学部というのは地元では相当な秀才かつエリートコースだが、そこを中退して芸能の道を選んだくらいだから。
もちろんドラマや映画ではよく見ていた。好色な悪役もプロフェッショナルに演じてらして、ませた映画少年としては少々複雑ながらも誇らしかったが、なにせ当時の世の中でかつ田舎のことであるから、親類の間ではもしかしたら厳しい目もあったのかもしれない。東映のエロい殿様やヤクザの親分もよかったけれど、個人的にはテレビ『燃えよ剣』の芹沢鴨役が印象に残っています。
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