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2018年1月14日日曜日

小松左京アート展開幕

1月13日、銀座スパンアートギャラリーにて小松左京アート展が開幕し、当夜のオープニングパーティに行ってまいりました。会期は小松さんのお誕生日である1月28日まで ※ただし水曜休館。会場では原画・複製画・関連グッズの販売も行っております。参加作家は以下の通り(敬称略)。

青井邦夫 / 浅沼テイジ / 麻宮騎亜 / イトウケイイチロウ / イマムラセイヤ / 開田裕治 / かざあな / 加藤直之 / 唐沢なをき / 児嶋都 / 寒河江智果 / 島田虎之介 / 杉谷庄吾(人間プラモ) / 添田一平 / 寺田克也 / とり・みき / 永野のりこ / 西川伸司 / 萩尾望都 / 前田ヒロユキ / ヤマザキマリ / 山田雨月

副題に「小松左京遺稿画とトリビュートアート」とある通り、モリ・ミノルの名前でマンガ家経験もある小松さんのマンガ原稿や設定画、いたずら描きなども展示されています。代表的なマンガ作品は2002年に小学館より『幻の 小松左京 モリ・ミノル 漫画全集』として復刻出版されていますが、今回のアート展では、さらに幻の作品といわれていた学生時代のデビュー作『怪人スケレトン博士』が全ページ展示されています。こちらは本名の小松実名義(作品発見の経緯については小松左京ライブラリのページをご参照ください)。作品を読むと『日本沈没』の元になるようなアイデアが既に描かれており驚かされます。

トリビュート作品の選択はかぶりもOKということで各出展作家に一任されたのですが、意外と重複作品が少なかったのは、小松作品の多様性、及びどのタイプの作品にも卓越したオリジナリティと魅力があるという証左でありましょう。

そんな中で『エスパイ』『さよならジュピター』がそれぞれ3作というのは、古い小松ファンとしてはやや意外というか、面白いなと思ったことでした。映画化作品としてはあまり評判のよろしくなかった2本であるからこそ、自分の手で描き直したいという気持ちにさせられるのかもしれません(考えすぎか)。

こういう催しでは「誰が何を選ぶか」というのも見所、そういう意味でも各人各様とても面白いバランスの作品選択になっていると思います。唐沢なをきさんの『新趣向』、ヤマザキマリさんの『行きずり』などは、原作と描き手の作品どちらもご存じの方であれば思わず膝を打つことでしょう。

ところで小松左京は猫好きとしても知られ、ネコ関係の対談やエッセイや著作を集めた『小松左京の猫理想郷(ネコトピア)』という本も出ているほどですが、そのせいか出品作家にも愛猫家が多く、オープニングパーティではスマホの飼い猫写真見せ合い大会になっていました。さながらネコジャンケンの様相を呈していましたが、飼い主は皆自分の猫が勝ったと思っているであろう。

あ、ちなみに僕は『保護鳥』を描きました。とりを大切にしましょう。

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