5月14日にはNakedLOFTで行われた「震災と放射線のあれこれ」というトークライヴへ。出演は野尻美保子さん、松浦晋也さん、大貫剛さん、八谷和彦さん。
野尻さんとはTwitterでは(震災以前から)お話ししているのだが、実際にお目にかかるのは初めて。政府の指定や発表よりもだいぶ早く気象や地形によっては30km圏外でも警戒が必要な地域があることを指摘するいっぽうで、根拠の怪しい放射能デマについては反証したりと、僕の中での(←偉そう)信頼度は高い。でも僕が野尻さんと絡むのはマンガとか音楽とかダジャレとかもっぱら科学以外の話題ですが。この日のプレゼンも『わたしは真吾』やパトレイバーの話が引用されてて面白かった。ときどき入る八谷さんの噛み砕いたフォローがまたとても絶妙でわかりやすい。さすが放射能をうんちでたとえた人だ。
その八谷さんは自作の放射線測定器を持ってきていたが、しまった、撮り忘れた。写真はお客さんの一人が持参した測定器。これはかなり本格的な物。
僕がガイガーカウンターという機械の存在を知ったのは『モスラ対ゴジラ』(1964年)という東宝怪獣映画だった。あのガリガリというSEがやけに印象に残った。それから半世紀近く経ってまさかあちこちで一般の人が測り出す世の中になるとはなあ。
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