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2008年9月29日月曜日

『太陽がいっぱい』スペシャル・エディション

ジェネオン エンタテインメントより『太陽がいっぱい』スペシャル・エディションが発売されました。

詳しい仕様はジェネオンのページを見ていただくとして、日本語音声は1972年のフジテレビ「ゴールデン洋画劇場」版が収録されています。アラン・ドロンが野沢那智、モーリス・ロネが堀勝之祐、マリー・ラフォレが上田みゆきというキャスト、音響監督は春日正伸。野沢さんはこの12年後の84年にもテレビ朝日「日曜洋画劇場」で、つい最近もテレビ東京用に同作品を新録なさっていますが、この72年版の音源は大変貴重なもの。吹替音源の収録経緯等についてもオフィシャルブログが立ち上がっていますので、そちらをご参照ください。

とり・みきはこのボックスでブックレットの吹替に関する解説と、特典映像の野沢那智さんへのインタビューを担当させていただきましたが、ここでひとつ訂正

解説でもインタビューでも、とり・みきは「野沢さんの初ドロンは70年TBS「月曜ロードショー」の『黒いチューリップ』ではないか」と語っていますが、その前年の69年、「月曜ロードショー」の前身「金曜ロードショー」の『素晴らしき恋人たち』で、野沢さんは既にドロンを吹き替えておられました(ブックレットの文脈でも断定は避けておいたのですが、確認が取れた時点では既に印刷工程に間に合いませんでした)。ここにお詫びして訂正いたします。なお、もしこの作品以前の野沢ドロンを知っている、という方がおられましたらご教示いただければ幸いです。

'Plein Soleil' special edition was put on the market from Geneon Entertainment INC. I wrote the note about dubbing(Western films into Japanese) for this DVD, and interviewed Mr.Nachi Nozawa. He has been performing Alain Delon's voice in dubbing since 60s.

4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    音源提供者の飛行鬼ともうします。

    ではでは。

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  2. >飛行鬼さん

    おお!(発売元の人間ではありませんが)貴重な音源をありがとうございました。音質も遜色なく驚きました。

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  3. 亀レスで申し訳ありません。飛行鬼と申します。

    ほかに「○○なる賭け」と「○ルカの日」にも音源提供しましたので、いつか日の目を見る時が来るでしょう。

    ところで、プロフィールを拝見しましたら、M大の文学部だそうですね。
    当時は、もっぱらN大理工SF研究所の炬燵の部室に棲息しておりました。
    御茶ノ水の坂のあたりですれ違っていたかもしれませんね。

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  4. おおそれは楽しみです>音源提供。

    M大、3〜4年の頃は週刊連載を始めてもうほとんど大学へは行ってなかったので、実はお茶の水はそんなに知らないのです。和泉校舎止まり。しかしSF研の方でしたか。

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