since2008. 2017年からはtorimiki.comにUPしたBLOG, NEW RELEASE & BAND情報を時間差で時系列順にアーカイヴしています

2018年1月22日月曜日

とりマリ in 北鎌倉落語会@円覚寺佛日庵

撮影:錦織雅己

1月20日、北鎌倉お坊さんアカデミー主催の北鎌倉落語会「柳家喬太郎の独演会」にとりマリのデュオで出演してまいりました。

昨年めでたく真打ちとなられた立川志の八師匠と、当代もっとも多忙な落語家であろう柳家喬太郎師匠にはさまれての出演というのは、マリさんはわかりませんが、因果と落研在籍経験のある自分にとっては、数日前から胃の痛くなるようなプレッシャーでありました。

寄席でもトリの前は膝替わりと称して音曲などをいれますが、にしてもこのメンツでこの位置をとる分際でないのは誰よりも承知しております。加えてお客様の大半は両師匠目当てでしょうから、そこで歌など唄うのはアウェイ感半端ない。

撮影:植竹公和
幸い暖かいお客様、スタッフ、出演者のお気遣いでなんとか務めあげることができましたが、ちょっと時間押しを反省。でも心配とは裏腹に、喋りも演奏もやっててとても楽しゅうございました。

袖で両師匠の噺を聴けたのも至福の時間でした。この日喬太郎師の入りが若干遅れ、志の八師が枕で繋いだのですけど(こういうことは寄席や落語会では珍しいことではありませんが)その工夫も面白かった。喬太郎師はお風邪気味ながらもさすがの語り口。最初の「蒟蒻問答」は本物の禅寺で聴くとまた味わいが違いました。

さて、枕というかMCではさんざん落研時代の悪口を喋っていたのですが、終演後、会場に1年先輩の落研OB、Mさんのお姿を発見、冷や汗ものでご挨拶するはめに。Mさんは山形のご出身で、フォローでもヨイショでもなく怖い人だらけの落研の中にあってはとても優しい先輩でしたが、その暖かいお人柄はまったく変わらず。

撮影:錦織雅己

しかし、久しぶりに北鎌倉に行きましたが、山間の澄んだ空気が心地よかった。最後の写真は円覚寺境内で発見したお地蔵さんだかお坊さん付きの工事用コーン。

2018年1月18日木曜日

プリニウス第46回


本日1/18は「新潮45」2月号発売日です。ヤマザキマリ+とり・みきの『プリニウス』は第46回。大火後のローマでは新都市構想絡みの権謀術数が……。東京もオリンピックを控え似たようなゼネコンや代理店企画が飛び交っているのでしょうね。2000年経ってもあまり人というのは変わらない。

今回の注目は放火犯を追う警察長官サビヌス。ウェスパシアヌスの兄ですが、弟とはちょっとキャラが違っているようです。

2018年1月14日日曜日

小松左京アート展開幕

1月13日、銀座スパンアートギャラリーにて小松左京アート展が開幕し、当夜のオープニングパーティに行ってまいりました。会期は小松さんのお誕生日である1月28日まで ※ただし水曜休館。会場では原画・複製画・関連グッズの販売も行っております。参加作家は以下の通り(敬称略)。

青井邦夫 / 浅沼テイジ / 麻宮騎亜 / イトウケイイチロウ / イマムラセイヤ / 開田裕治 / かざあな / 加藤直之 / 唐沢なをき / 児嶋都 / 寒河江智果 / 島田虎之介 / 杉谷庄吾(人間プラモ) / 添田一平 / 寺田克也 / とり・みき / 永野のりこ / 西川伸司 / 萩尾望都 / 前田ヒロユキ / ヤマザキマリ / 山田雨月

副題に「小松左京遺稿画とトリビュートアート」とある通り、モリ・ミノルの名前でマンガ家経験もある小松さんのマンガ原稿や設定画、いたずら描きなども展示されています。代表的なマンガ作品は2002年に小学館より『幻の 小松左京 モリ・ミノル 漫画全集』として復刻出版されていますが、今回のアート展では、さらに幻の作品といわれていた学生時代のデビュー作『怪人スケレトン博士』が全ページ展示されています。こちらは本名の小松実名義(作品発見の経緯については小松左京ライブラリのページをご参照ください)。作品を読むと『日本沈没』の元になるようなアイデアが既に描かれており驚かされます。

トリビュート作品の選択はかぶりもOKということで各出展作家に一任されたのですが、意外と重複作品が少なかったのは、小松作品の多様性、及びどのタイプの作品にも卓越したオリジナリティと魅力があるという証左でありましょう。

そんな中で『エスパイ』『さよならジュピター』がそれぞれ3作というのは、古い小松ファンとしてはやや意外というか、面白いなと思ったことでした。映画化作品としてはあまり評判のよろしくなかった2本であるからこそ、自分の手で描き直したいという気持ちにさせられるのかもしれません(考えすぎか)。

こういう催しでは「誰が何を選ぶか」というのも見所、そういう意味でも各人各様とても面白いバランスの作品選択になっていると思います。唐沢なをきさんの『新趣向』、ヤマザキマリさんの『行きずり』などは、原作と描き手の作品どちらもご存じの方であれば思わず膝を打つことでしょう。

ところで小松左京は猫好きとしても知られ、ネコ関係の対談やエッセイや著作を集めた『小松左京の猫理想郷(ネコトピア)』という本も出ているほどですが、そのせいか出品作家にも愛猫家が多く、オープニングパーティではスマホの飼い猫写真見せ合い大会になっていました。さながらネコジャンケンの様相を呈していましたが、飼い主は皆自分の猫が勝ったと思っているであろう。

あ、ちなみに僕は『保護鳥』を描きました。とりを大切にしましょう。

2018年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます

……というご挨拶を書き始めるまですっかり忘れていたが、今年はなんと年男なのだった。まったくもって月日というのは油断がならない。
新しいオフィシャルサイトは昨年の秋にリニューアルしたのだが、まだまだ浸透度が足りてない模様。そりゃそうですね、今はSNSのほうが皆メインだものね。
戌年ということで、世界でいちばん好きな犬のことを描いたコマを貼っておきます。

2017年12月31日日曜日

オフィシャルサイトリニューアルのお知らせ(再)

2017年もお世話になりました。既にご案内の通り、少し前にアカウントを移行し、とり・みきのオフィシャル・サイトとしてこちらにリニューアルしております。


今後は、仕事やイベントやライヴのインフォメーションは上記のサイトで行っていく予定ですので、そちらをご参照いただければ幸いです。たまに書く雑感や日記めいたものも、まずは上記サイトのブログのほうにUP、こちらは少し時間を置いての格納場所として使用していくつもりです。

というわけで、来年も引き続きよろしくご愛顧のほど、お願い申し上げます。

2017年12月30日土曜日

12/29 ねこカル忘年会ライヴ

撮影:金沢恭孝
17:00入りで出番が0:00を回っていたという長丁場でしたが、我々よりも、もちろん、ねこカルとハウスバンドの方々のほうが大変だったでありましょう。皆さんお疲れ様でした。とりマリ+みちは「Amazonas」と「Alem do mar e ceu (海と空の彼方) 」の2曲をコラボ。
多数のゲストの大トリはZABADAKの小峰公子さん。締めくくりにふさわしい圧巻のパフォーマンスでありました。出番の前後にはヤマザキさんと昆虫談義(同性ではなかなか同好の士に巡り会わないとのこと)で盛り上がってました。

2017年12月25日月曜日

吹き替え 声の名演技(朝日新聞12/24)

朝日新聞12月24日 日曜版「文化の扉」に、上記のタイトルで吹き替えに関する記事が掲載されました(WEB版はこちら)。僕、フィールドワークス藤村健一氏、吹替の帝王、そして相方のヤマザキマリさんが取材に応えています。
ヤマザキさんは黒澤映画はほとんどイタリア語吹替版で観たとのこと。イタリアは欧州の中でも吹替文化が発達している国で、僕も現地のテレビで見たことがありますが、なかなか自然です。『奥さまは魔女』みたいなコメディは本国以上にしっくりきている(イタリア語わからないけど)。
とはいえさすがに日本の時代劇はどうなのか、と思いきや、イタリア語吹替の『子連れ狼』の動画など観ると、意外とフィットしています。


これは時代劇自体が西部劇やマカロニウェスタンの影響を受けてきたせいもあるかもしれません。
つまり、黒澤がハリウッド西部劇の影響のもと、それまでの本邦の娯楽時代劇とは違った演出で『七人の侍』など幾つかの作品を撮ると、60年代にはその黒澤映画が初期マカロニウェスタンに引用(『荒野の用心棒』等)されます。すると70年代の日本のテレビ時代劇は、今度はそのマカロニウェスタンの影響をもろに受けた画作り話作りをすることになる。作品によっては音楽までマカロニっぽかったですからね。それがまた一巡りしてイタリアで受ける......というフィードバックを繰り返してきているわけです。
ヤマザキさんによると、イタリアのある一定年齢以上の人はDAIGOROって言えばなんのことか普通に通じるくらい人気番組だったそうです。
そういう風に吹替の魅力を認めつつも、ヤマザキさんは日本のバラエティ番組における、現地外国人の過剰に横柄、もしくはフレンドリーな翻訳には苦言を呈しています。これに関しては僕も以前にブログに書いたことがあるので、興味のある方はご一読ください。

2017年12月24日日曜日

12/29 斎藤ネコ4忘年会ライブに参加します

急遽決定! 斎藤ネコカルテット"忘年会"ライブに、とりマリ=ヤマザキマリ(Vo) とり・みき(G)+葛岡みち(P)参加いたします。
会場:南青山MANDALA
日時:2017年12月29日(金)18:30開場 / 20:00開演
料金:4,200円 11/12より店頭前売開始  →web予約
出演:斎藤ネコ(1st.Vn) グレート栄田(2nd.Vn) 山田雄司(Va) 藤森亮一(Vc) +古田たかし(Drs) 柳沢二三男(G) 高橋結子(Per) エルトン永田(Pf)