日経夕刊「こころの玉手箱」本日から(明日の休日を除いて)4回連載です。※無料会員登録でも読めます。第1回は「父が残した少年時代のノート」
追記:取りあげた父親の自分史ノート(少年時代の自分の日記や、そのころ感銘を受けた作品の抜粋を後年まとめた物で「後年」がいつ頃かは定かでないが、仮名遣いやノートの古さからおそらく戦後まもない頃だと思われる)ですが、記事の写真では1ページしか紹介できなかったので、自筆の装画が添えられているページを中心に幾つか上げておきます。
小2の教室に貼られていたという童話に「軍国主義教育」と但し書きがあるのが興味深い。
記事本文にも書いたが、素材のサンプリングと羅列だけで、再録時点の述懐が一切記されていないのが面白いと思った。事実の記録・展示であって安易にその時点の気持ちや価値観でよいとか悪いとか振り返った感想は書きたくない、という想いなのか(もちろん抜粋や編集にある種の意図は出るだろうが)。だからこそ「軍国主義教育」という敢えて記したキャプションがちょっと目立ったわけですが。
巨大な自分展である庵野展を見た後なので、色々(とくに共通項を)考えました。
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