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世田谷文学館「誰も語らなかった小松左京」
昨日12月14日は世田谷文学館「小松左京展—D計画—」の連動企画で「誰も語らなかった小松左京」と題したヤマザキマリさんとのトークイベント。ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました(終了後早々に隔離されましたので個々のご挨拶がかなわなかった方々、失礼致しました)。
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小松左京「行きずり」画/ヤマザキマリ |
我々二人のトークはいつも「ネタ切れに困ることはない」状態で、一応レジュメは(主に僕が)作るのですが、準備案件をすべて出さないうちに時間が来てしまうのが常。今回も同様でしたが、トークはナマモノなので予定していたことよりはそのときの勢いのほうが絶対面白い。
ただ、今回これはヤマザキさんにぜひ語ってもらいたいと思っていたテーマがあって、それが「小松左京とイタリア文学(古典から映画作品までを含む)」
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小松左京「保護鳥」画/とり・みき |
ダンテの神曲に影響を受けて京大のイタリア文学科に入り、卒論はピランデッロだったという小松左京ですが、意外とこの切り口で語られることはこれまでなかったと思います。ヤマザキさんという最適の人材を得て、今回その話に多く時間を費やせたのは収穫でした。「文学」館にふさわしい内容でもあったかと。
しかし、終わってみれば色々もったいない。トークショーの音声か映像は記録されているのかな......?
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