千野拓政編『越境する東アジアの文化を問う〜新世紀の文化研究〜』ひつじ書房
執筆者というか登壇者は上田岳弘、小沼純一、鈴木惣一朗、千野拓政、チャ・ウジン、陳栢青、とり・みき、林ひふみ、藤本一勇、賀照田、牧村憲一、ミーガン・モリス、宮沢章夫、毛利嘉孝、李南周、王暁明(敬称略)
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僕の講演にはたいそうな御題がつけられていますが、実際はデビューから現在までのマンガ家としての個人史を語っています。けっして80年代を代表するマンガ家ではありませんが、仕事をしてきた場所の多様さという点では、メジャー誌からマニア誌、マンガ誌から情報誌・文芸誌、ときにはオタクと呼ばれ、また別方面からはサブカルと呼ばれていたりと、マンガ家としてはわりと珍しいサンプルなので、それで呼ばれたのかもしれません。
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