というわけで昨日はSFファン交流会、通称"ファン交"で喋ってまいりました。といってもまあたいていは大森望と三村美衣が喋っていたので楽だった。『とりから往復書簡』を読んでいる方がスタッフにいたと見え、テーブルにはジャガビーとハニーローストピーナッツが。加えて別の参加者の方からも同じ物をプレゼントでいただき恐縮至極。
とり・みきはマンガ家デビュー前、そしてデビュー後もしばらく某SFファングループで活動していたので、その頃の話などをちらほらと。あとは『SF本の雑誌』に即してベストテンその他の記事の感想やSFファンの生態について(しかし『SF本の雑誌』は三刷なのか。めでたい)。大森さんから「まんが道や幕末物みたいな感じでSF黎明期の伝記マンガを描いてはどうか」といわれる。矢野徹さんが密航まがいでアメリカに渡るところから始めるのか。いや、それはピンポイント過ぎでしょう。あとSFの人はチェックがうるさいので「アレが違うコレが違う」というツッコミが毎回あちこちから出て神経遣うのは必至。
最後に、昔SF大会でよく歌っていた冗談フォークソング『SFの詩』の2009年版を弾き語って終了。元曲は吉田拓郎の『青春の詩』。最後のヴァージョンは96年版だから13年ぶりの披露で、かなりドタる。しかも歌詞のほとんどはマンガとそれまでの鼎談でネタバレしていたので反応も微妙(笑)。※写真撮影はたーかいさん
今回のファン交はナタリーやそれ経由の各所ネットニュースで紹介されたので、キャパがちょっと心配でしたが、盛況であってかつ入れない人もいないという、ちょうどいい感じでした。来ていただいた方々どうもありがとうございました。あ、大森さんは近日新刊発売。とり・みきも数カ所に登場しています。
TORI MIKI appeared on SF convivial party in Ebisu. We talked about "SF HON NO ZASSHI" and realities of SF fan.
> 元曲は吉田拓郎の『青春の詩』
返信削除よしだたくろう本人が、ライブでこれのパロディとして『老人の詩』を演ってましたね。1970年のライブ盤を最近久しぶりに聴いたばかりです。
『SFの詩』、聴いてみたかったー。
>『老人の詩』
返信削除実は元歌よりそっちのほうのさらにパロディみたいな感じです。『SFの詩』は来月のライヴで歌います。