今回、ここで熊本地震で1年延期になった八代亜紀さんのジャズナンバーを中心としたライヴが行われ、さらにはそのバンドのドラムスを、我々とりマリ&エゴサーチャーズの一員サンコンJr.さんが務めると聞いて、これはぜひともうかがわずばなるまい、と思ったのでした。
さて、夕方の開演まで時間があったので、僕とヤマザキさんは山鹿市郊外の熊本県立装飾古墳館にまず立ち寄りました。というのも装飾古墳への興味はもちろん、ここでは三池崇史が監督をし、根津甚八、江守徹、大杉蓮、石橋蓮司が出演している(ナレーションは竹中直人)『鞠智城物語 防人たちの唄』という九州の古代史に材を採った映画が上映されており、機会があれば観てみたいとずっと思っていたのです。で、古墳館に着いたのはいいが迷路のような造り。聞けばここは神戸ポンペイ展の行われた兵庫県立美術館と同じA先生の設計との由。おのれ、渋谷駅ならず神戸でも熊本でも我々を謎のダンジョンに連れて行く気か、と憤っていたら開演アナウンス。
中はこんな風であります。
ライヴは小西康陽さんプロデュースでジャズナンバーのアルバムも出している八代さんの歌声はもちろん、伊東ミキオ(Key)、藤井一彦(G)、中條卓(B)、サンコンJr.(Dr)、梅津和時(Sax)というバンドの音がとても素晴らしかったのですが、公演も終盤、ヤマザキさん絡みでとんだハプニングが……。これは本人が連載エッセイのネタにするそうなので、ここでは書かないでおきます。しかし恥ずかしかったなあ。
追記リンク→ヤマザキマリの地球のどこかでハッスル日記「コンサート中の八代亜紀さんと握手をしたら……」
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