今年から旧作の電書化を幾通りかの形で始めます。
まずはVコミ(↓)で『山の音』(短編集でなくて単品)を配信。
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『山の音』は巨人伝説と山に関する民俗伝承に材を取ったファンタジーで1988年に「SFマガジン」に連載されました。自分の田舎でもある九州の山奥の集落を舞台にしています。のちの『石神伝説』に繋がる幾つかの伝奇マンガの最初の作品です。
少年誌に描いていたギャグマンガ(Gペンで描いていました)とも、その後『愛のさかあがり』などで試した油性フェルトペンのタッチともテイストを変えたかったので、ロットリングの細い線ですべてフリーハンドで一人で描いています。ベタもトーンも使っていません。同趣向の幾つかのSF短編はその前にも描いていたのですが、「SFマガジン」への本格連載ということで、かなり最初は気負っていたのを憶えています。
ありがたいことに、早川版、ちくま文庫版、チクマ秀版社版と何度かリイシューされているのですが、ここしばらく絶版状態が続いていたので、電書板で復活するのは僕としても嬉しい限りです。
とうとう、とり先生の電子に、、^^
返信削除「の」→「も」でした。重ねて失礼をばf^^;
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