樋口監督立ち位置のバミり 靴は伊藤理佐 |
最初に庵野秀明館長、樋口真嗣副館長、そして鈴木敏夫Pのご挨拶。庵野さんの締めの言葉は「妻へ感謝」だった。
友人も多く来ていたはずだが、結局、最初に出会った吉田戦車・伊藤理佐夫妻と一緒に展示を見て回ることに。……と、思ったら、展示物の一つ一つが貴重なものばかりで、最初の部屋で早々とはぐれることになる。ときどきナニカの前で偶然合流、という感じ。もう嬉しすぎて他人はどうでもよくなりますね。特撮好きの人はそうでない人と一緒に来ると、たぶんこの見学ペース配分でケンカすることになると思うので要注意。いや特撮好きどうしでも、自分の興味のあるものはそれぞれで違うだろうから、中では自由行動のほうがいいかも。
呼び物の『巨神兵東京に現わる』はCGナシの特撮を謳っており、それをアピールするようなギミックもあるのだが、さすがにここはCGだろという部分もあって、しかしその後のメイキングでそれが実写素材の合成だったことがわかり二度ビックリするはめに。そのことをあとで樋口監督に伝えたら「CGに見えたとは僕もまだまだですね」と。
地下展示では、今はなき東宝特美倉庫の雰囲気を再現した部屋と、出口直前の撮影OKのミニチュアセットが圧倒的に楽しい。セットでの写真は自分を被写体にしたほうが絶対面白いので、そこまでは自由行動でも、ここでは連れの人と待ち合わせてお互いを撮り合うのがいいと思います。
名残を惜しみながら出てきたところで、久しぶりに安野モヨコさん=感謝された妻にもお会いする。そういえば展示物の庵野さんのコメントにはすべて妻描く夫の絵が添えられているのだった。
手前の部屋もミニチュアだ |
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