2015年8月23日日曜日

風街レジェンド

昨夜は東京国際フォーラムの風街レジェンドへ。

冒頭、宮谷一彦描く「風街ろまん」のジャケが大写しになった後の『夏なんです』のイントロで、ちょっとウルっとくる。ジャケには4人、ステージには3人。

以下、キラ星のごとく名詞名曲のオンパレード。

豪華出演者による持ち歌披露はもちろんだが、カバーもよかった。伊藤銀次・佐野元春・杉真理のねじれトライアングルによる『A面で恋をして』、鈴木茂・今 剛・松原正樹による『砂の女』のギターのかけ合い、オルガンの佐々木久美(山下達郎のステージではコーラス担当)のアカペラ主導で始まったEPOの 『September』(竹内まりや)、なかでも個人的白眉は吉田美奈子の超絶シャウト&スキャットな『ガラスの林檎』(松田聖子)でした。美奈子さんは薬師丸ひろ子の『Woman~Wの悲劇より~』も、こちらは崩さすにカバー。

アンコール前のトリは寺尾聰『ルビーの指環』で、当夜のバックを務めた風街ばんどが、この曲の当時の演奏者とあらかた重なっていたことから演奏的に盛り上がる(ベースは大仏さんでしたが)。

エンディングの花束贈呈はユーミン。
終了後にかかったBGMは大滝詠一の『スピーチバルーン』。


そうそう、この夜初めて安田成美さんの『風の谷のナウシカ』をナマで聴けました。善哉善哉。

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