since2008. 2017年からはtorimiki.comにUPしたBLOG, NEW RELEASE & BAND情報を時間差で時系列順にアーカイヴしています

2020年12月25日金曜日

ゆうきまさみ40周年展

昨日は東京ドームシティ Gallery AaMoで開催の「画業40周年記念企画ゆうきまさみ展」の内覧会におうかがいしました。

ゆうきさんは定番、ただし特注グッズのアロハ(会場で受注販売してます)でお出迎え。生原稿はほぼすべて撮影可という嬉しい展示でしたが、しかしいつも思うことだが他人の原稿は綺麗だな。

昔の手描き原稿はもちろん、最近の手描き+デジタル仕上げのハイブリッド原稿も(『プリニウス』もそうなので)とても参考になりました。ただ、ゆうきさんの場合は彼が描くキャラが手描きで背景や仕上げはデジタルですが、『プリニウス』の場合はヤマザキさんのキャラがデジタルで、僕の背景は8割方手描きですけれども。

会場では伊藤和典さん、高田明美さん、氷川竜介さん、出渕裕さん、ボラーレのデザイナーで展示にも関わった関善さんなどなどと久々に(距離をとりつつ)お話が出来ました。コロナ禍で忘年会もないんで、その意味でもよい機会を設けていただいたと思います。

期間は1/11まで。




2020年12月23日水曜日

タヌキ

 渋谷から二駅の所に住んでますがタヌキが普通に路上にいる(かつろくに逃げもしない)



2020年12月22日火曜日

12/22日経夕刊プロムナード「時をかけるラビット」(連載最終回)

「『サザエさん』を読むとスクーターというのはたいていお坊さんの乗り物として登場する......坊さんのひとつ手前の職業だが、医療器具を携えての移動には重宝したはずだ」日経12/22夕刊プロムナード「時をかけるラビット」とり・みき

日経新聞の夕刊のエッセイ欄「プロムナード」の担当は半年で交替だそうで、今回が最終回です。ご愛読ありがとうございました。なんか出来すぎた最終回ですが事実です。購入者のお許しがあったので(一部を隠してますが)ブツをご覧ください。なお電話番号は現在はどこにも使われておりません。

2020年12月18日金曜日

「おすすめ文庫王国2021」発売

年末恒例 本の雑誌社「おすすめ文庫王国2021」発売になりました。

今年のとり・みき『SF大将』は「アメリカン・ブッダ」です。

2020年12月17日木曜日

フリースタイル46「THE BEST MANGA 2021 このマンガを読め!」

フリースタイル46「THE BEST MANGA 2021 このマンガを読め!」が発売されました。今年の1位は『プリニウス』とは繋がりがないでもないあの名作です。おめでとうございます。

そしてベストテンとは一切関係なく、いつものようにとり・みきの『ANYWHERE BUT HERE/遠くへいきたい』も新作が2篇掲載されております。



2020年12月15日火曜日

12/15日経夕刊プロムナード「マンガ先生」

「小児科医でもあるので診察室には父親が自分で描いた童話の主人公や『おそ松くん』のキャラクターが貼られていた」

日本経済新聞 本日12/15夕刊 プロムナード「マンガ先生」

2020年12月11日金曜日

プリニウス第73話「スギナ」がくらげバンチで公開


ヤマザキマリ+とり・みき 『プリニウス』最新第73話「スギナ」がくらげバンチで無料公開されました。喘息の発作を起こしたプリニウスのために石工の息子マルクスは薬草を届けますが......。


今回は切ないお話ですが、おっさん達と子ども達の描き方はさすがヤマザキさん。

2020年12月8日火曜日

12/8日経夕刊プロムナード第21回「師走だなぁ」

「風刺ということに人はもっと寛容かつお気楽になればいいのに、とは常々思っている。かつては時の首相を筆頭とする有名政治家のモノマネはごくあたりまえのことだった。選挙となれば保守政党に投票するような観客も皆笑っていた」12/8 日経夕刊プロムナード「師走だなぁ」

本文中に登場する「タモリ・3戦後日本歌謡史」僕はカセット版で持ってますが、当時のアルファはときどきゲリラ的な発売をしていてミュージシャンサイドと揉めたりしていたけど、これもそのひとつなのかな……。モノマネとか模写とかパロディの話はこの回で終了。

2020年12月1日火曜日

12/1日経夕刊プロムナード第20回「許可がないから面白い?」

「描き手に原作愛があっても相手を怒らせることもあれば、辛辣な表現を多く含んでいても気にいってもらえることもある。さらにややこしいことに原典への愛情と、からかいたい気持ちはときに矛盾なく同居する」12/1 日経夕刊プロムナード「許可がないから面白い?」

付記:「剽窃は事実より奇なり」といったのは半村良さんだっけ……と某所に書いたら、川又千秋さんから「私が、半村さん本人から教わったのは、『事実は剽窃より楽なり』でしたよ」とのご指摘がありました。

2020年11月26日木曜日

山下達郎配信ライブチケット&タツローくんG-SHOCKプレゼント

12/26開催 山下達郎さんの年末配信ライヴキャンペーンサイト

抽選で「配信ライブのチケット」やとり・みきキャラデザインによる「タツローくん」& イベントロゴプリント入り オリジナルG-SHOCKが当たります。

2020年11月24日火曜日

11/24日経夕刊プロムナード第19回「パロディの時代」

「なにしろ手塚治虫がそういうことをやる人だったので若手も『神様がやっているならいいだろう』と思いがちだったのは確かだ。少なくとも私はそう思っていた」

本日11/24 日経夕刊プロムナード「パロディの時代」原稿は一週間前に入稿しているので全くの偶然なのだが、ツイッターは匿名マンガ家(と称する人)のはてなブログ(現在は削除)に端を発したファンによる二次使用マンガの話題がトレンドになってましたね。

2020年11月23日月曜日

プリニウスⅨ巻フランス版とイタリア版

届きました。各国語版の翻訳スタッフの方々いつもありがとうございます。



2020年11月17日火曜日

11/17日経夕刊プロムナード第18回「まね式」

「最初はけして目立った場所に発表されたとはいいがたい短編がこれだけ長い耐用年数を得ているのは、忘れたころに繰り返される他作家による模倣の効果も小さくはないと思う」

本日11/17日経夕刊プロムナード「まね式」

2020年11月15日日曜日

G-SHOCK × TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING

12月26日に開催される山下達郎さんの2回目の配信ライブ「TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING Acoustic Live in JIROKICHI supported by G-SHOCK」 の予告動画です。タツローくんが飛び跳ねております。


2020年11月13日金曜日

プリニウス72話「マルクス」がくらげバンチで公開

ヤマザキマリ×とり・みき『プリニウス』72話「マルクス」がくらげバンチで無料公開されました。当時の子供の遊びや教材・遊具が登場します。

2020年11月10日火曜日

11/10日経夕刊プロムナード第17回「中坊のパスティーシュ」

 「いうまでもなく、幼いころに描く最初のマンガっぽい絵は、誰しも既存作品のつたない模写から入るのである。マンガを一切読まずにいきなりマンガ様(よう)のものを描き出したとしたら、それは天才だ」

1/10日経夕刊プロムナードは第17回「中坊のパスティーシュ」。現物のノートはこちら。



2020年11月7日土曜日

プリニウス第73話「スギナ」

 新潮12月号発売されました。特集は没後50年の三島由紀夫。ヤマザキマリ+とり・みき『プリニウス』は第73話「スギナ」。街の学校で友達ができたガイウスでしたが喘息の兆候が現れます。

2020年11月3日火曜日

2020 ヤマザキ秋のマリまつり- Live & Streaming -

期日:2020年11月3日(火祝) 開場 19:00/開演 19:30(※終了)

会場:東京・青山月見ル君想フ

こういう時期にご来場いただいた皆さん、また配信視聴していただいた皆さん、ありがとうございました。なによりバンドメンバーが再び集まって音楽をやれる喜びをひしひしと感じました。その楽しさが少しでも皆さんに伝わっていたら幸いです。

※配信視聴期間は既に終了しておりますが、当日のダイジェスト映像はここに。


※本LIVEより Amazonas | João Donato | とりマリ&エゴサーチャーズ

2020年10月27日火曜日

10/27日経夕刊プロムナード第16回「姓は丹下」

「あなたは大河内傳次郎演ずる丹下左膳のモノマネができるだろうか。私は巧くはないけれども、まあまあできる」本日10/27付 日経夕刊プロムナード「姓は丹下」とり・みき

画像は『るんるんカンパニー』「主役はだあれ!?」より。

2020年10月26日月曜日

リ・アルティジャーニ第72回「レオナルドの懊悩」


 「芸術新潮」11月号が発売されました。ヤマザキマリ+とり・みき『リ・アルティジャーニ』は第27回「レオナルドの懊悩」。壮年になったレオナルドが弟子とともに訪れたのは発掘途中のハドリアヌスのヴィラ。『テルマエ・ロマエ』とも大きな流れで繋がっています。

そして今月号の特集はなんと「トキワ荘と日本マンガの夜明け」。インタビューに登場の現在のよこたとくお先生がいまだに昔の自画像そのママだ!

ちなみに錯視の図解でよく出てくるこの図像を見ると、よこたとくお先生の自画像を必ず思い出します。マーガレットちゃん好きだったなあ。



2020年10月24日土曜日

「山下達郎 Special Acoustic Live展」札幌PARCO

 山下達郎 Special Acoustic Live展 札幌での展示・上映が始まりました。開催期間は【前半】10月24日(土)~10月31日(土)【後半】11月1日(日)~11月8日(日)です。

タツローくんご当地ステッカーももちろん札幌バージョン。

2020年10月22日木曜日

『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』(立東舎)発売

 『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』(立東舎)発売中。監督による全作解説、資料も映画本篇だけでなくCM作品まで含め充実しています。とりもアンケートへの寄稿で参加。元々はご存命時に洋泉社でスタートしたこの企画でしたが、ご存じの事情で出版社を変えて刊行されました。実は本書が届いて驚いたことが。

アンケートには監督への質問欄があるのですが、執筆者のゲラチェック時は監督の回答は空欄のままになっていました。当時のご容態を考えれば無理からぬことと思っていましたが、まもなく監督は亡くなられました。ところが届いた完成本にはなんと監督のこちらの質問に対する返信が載っていたのです。まるで旅立たれた先から話しかけられているような不思議な気持ちになりました。おそらく病床でお答を寄せられたに違いなく、そのこともまたありがたみと同時に鬼気迫るものを感じました。

2020年10月21日水曜日

10/21「映画秘宝」12月号発売


 映画秘宝12月号が発売されました。

とり・みきは富田耕生さんの追悼記事を書いています。画像は過去に音声連のポスター用に描いた富田さんの似顔絵。

2020年10月20日火曜日

2020年10月19日月曜日

2021年 タツローくん卓上カレンダー

毎年恒例、とり・みき描き下ろしイラストによる「2021年 タツローくん卓上カレンダー」の受注販売が開始されました。

受注期間:2020年10月19日(月)12時 〜 10月31日(土)23時59分
詳細は山下達郎 ONLINE SHOPにてご確認ください。

サンプル画像は今年のカレンダーです。来年のテーマはまだお見せ出来ませんが先日入稿致しました。

2020年10月18日日曜日

大和田ラヂヲ展

渋谷PARCOで開催されている大和田ラヂヲ展に駆け込みで行ってきました。












真ん中は画伯描く私の似顔絵。似てますでしょうか。

2020年10月13日火曜日

10/13日経夕刊プロムナード第14回「作家の断捨離」

「さてしかし、作家やマンガ家という創作を生業にしている者にとっては、この断捨離という作業、なかなか通常の概念が適用されにくい」

本日10/13 日経夕刊 プロムナード第14回「作家の断捨離」。

一年

 1年は早いですね 。

『幕の内デスマッチ!!』吾妻ひでお/1985年白泉社43p


2020年10月9日金曜日

プリニウス第71話「コムム」がくらげバンチで公開

ヤマザキマリ+とり・みき『プリニウス』第71話「コムム」がくらげバンチにて無料公開されました(今月の「新潮」掲載回の一つ前になります)。プリニウスの少年時代のエピソードを描きます。

取材でコモ湖を訪れたのは5年前、2015年の6月でした。





2020年10月7日水曜日

プリニウス第72話「マルクス」


 「新潮」11月号発売されました。ヤマザキマリ+とり・みき『プリニウス』は第72回「マルクス」。コムムの学校に通い始めたガイウス(プリニウス少年)ですが......。

今回はローマ時代の子供の教材や遊具が色々出てまいります。左から順に羊の骨を使ったお手玉、ソロバン、サイコロ、布製のお人形。

そしてガイウスと仲良くなる石工の息子マルクス。『テルマエ・ロマエ』に登場するルシウスの友人の石工の名前もマルクスでしたが、はたしてその関連性は......(年齢的には本人ではないと思いますがもしかしてご先祖!?)


2020年10月6日火曜日

10/6日経夕刊プロムナード第13回「お婆さんとトマソン」

 「(下北沢に)住んでいた80年代、私は路上観察学会という集まりに参加していた。街の中に取り残され半ば前衛芸術化した古い時代の遺物を発見するのがその主な活動だった」本日10/6 日経夕刊 プロムナード「お婆さんとトマソン」より。

写真は旧パラレル・クリエーション近くのアタゴ物件(1986年 とり撮影)




2020年10月3日土曜日

山下達郎 Special Acoustic Live展 福岡

「山下達郎 Special Acoustic Live展」福岡PARCOでの展示・上映が本日10月3日(土)から始まりました。10月18日(日)まで。

とり・みき描くご当地ステッカーは、もちろん福岡仕様。写真はとくに関係ありません。

2020年9月29日火曜日

9/29日経夕刊プロムナード第12回「消えた小田急線」

「かつては地上......どころか『ウルトラQ』という特撮ドラマでは空さえ飛んでいた小田急線は、いまは地下深く潜り、それこそ永遠に続くかのような長いエスカレーターを乗り継がないと乗客は地上に出られなくなっている」

1998年 下北沢BOOKSおりーぶで

日経夕刊プロムナードの第12回です(先週は休日で夕刊がなくお休みでした)。

小田急ロマンスカーが空を飛んでいたウルトラQのエピソードは再放送時に最終話として初めてOAとなった「あけてくれ!」です。『梅田地下オデッセイ』『地下鉄を降りて......』と同じく「閉じ込められる」話といえなくもありません。SF作家・友野健二役を天本英世さんが演じています。