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2011年5月31日火曜日

団鬼六と強妻天国

5月6日に亡くなった団鬼六さん、官能小説家としてのお仕事には僕はとくに言及する資格はないのだが『自伝小説集・生きかた下手』(文藝春秋)によると、初期にはテレビ外画の翻訳台本の仕事にも携わっていてヒッチコック劇場などを担当した旨の記述がある。

また自身のプロダクションの所属だったたこ八郎をタレントデビュー前にハンナ・バーベラのアニメ『強妻天国』の恐竜役の声優として起用したとも。ただし小説の形での記述なので、すべて事実かどうかは検証がいるだろう(ここに書かれている『強妻天国』の声優陣の名前も最初の大平透版とは違うようだし)。詳しいことをご存じの方はご教示願えれば幸甚です。

火の玉ボーイコンサート

5月5日はメルパルクホールで火の玉に焼かれてきました。上品でクールで熱いライヴだった。


本来4月2日に予定されていたムーンライダーズの35周年記念「火の玉ボーイコンサート」が、震災の影響でこの日に順延されたのだ。当初の予定日だった4月2日には渋谷O-Crestで無料ギグが開催され、希望者が抽選で招かれた。Ustreamでも中継があったけど、ちゃんと正規に申し込んだら当たったのでこちらもナマで観るという僥倖に。どちらも贅沢なメンツでした。


O-Crestでも火の玉でも、慶一さんは一切「震災」という言葉は出さなかった。O-Crestのほうは客に募金をお願いするチャリティでなくて無料ライヴ。「募金は各自がそれぞれの意志でするもの」との暗の表明と受け取ったが、そういうスタンスこそがいかにも慶一さんらしい、と思ったことだった。


メルパルクのほうは旧知の、また諸先輩方のお顔がちらほら。渡辺佑さんともナマでは久しぶりにご挨拶。web上ではいつもくだらないダジャレをいいあっているのですが。

5月ですね

このところ告知やリアルタイムの出来事はほとんどTwitterでつぶやき、あとからその顛末的な記述をまとめてUP、というパターンが続いているけれど今月もそうです。5月も今日で終わるのにまったく未更新だったのであわてて。


で、その5月だが、いきなり酔っぱらった中川いさみからの夜中の電話で始まった。呼び出し場所の下北沢のバーへ行くと大友克洋さん浦沢直樹さん江口寿史さんと中川さんが飲んでてびっくりした。とあるチャリティイベントの帰りらしい。大友さんと浦沢さんは熱くマンガと音楽のことを語っていたが、お笑い三人組はいつも通り女の子の話ばかりしてました。


あとはえーと伊藤和典さんが「吉木りさをこじらせた」とつぶやいていたのを見てついうっかり画像検索したら、同じくこちらもこじらせてDLが朝まで止まらなくなって困りました。そのようにして5月はスタートした。もっと放射能のこととか心配しろ。